・House Of Music (1996) |
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Producer:Tony Toni Tone |
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今や確固たる地位と存在感を手にしたトニーズの96年作。70年代のソウルを思わせる懐かしい雰囲気、生音を大事にした暖かいサウンド、美しいメロディとコーラス、これらを見事に取り込んだ彼らの音楽は所謂ニュークラッシック・ソウルと呼ばれる連中とは一味も二味も違う。曲数が多いがどれも印象的なナンバーばかりで飽きさせない。中でも5が素晴らしい。中盤からテキサス風のテナーサックスが絡んでくるあたりなどゾクゾクしてしまう。7分にも及ぶ6のペーソスもじっくり味わいたい。アコースティックピアノが物悲しさを醸し出す8も好きだ。10の素晴らしさは筆舌に尽くしがたい。もちろん古さ、懐かしさだけではなく要所要所にヒップホップの手法も取り入れたり、ファンクネスを滲ませたり、と構成にも抜かりはない。最初から最後まで心地良く浸れる名作である。 |