Jazz CDレビュー vol.24 Steve Grossman

Steve Grossman
Standards (DIW 1985)

Steve Grossman

Steve Grossman(ts) Fred Henke(p) Walter Booker(b) Masahiro Yoshida(ds)

  1. Half Nelson
  2. When I Fall In Love
  3. Autumn Leaves
  4. Just In Time
  5. Mr.Sandman
  6. Softley As A Morning Sunrise
  7. Time Was
  8. Easy Living

近年、絶好調といった感のあるSteve GrossmanがDIWに入れたスタンダード作。DIWのGrossmanといえば84年の「Hold the Line」が有名だが、本作も甲乙つけがたいレベル。
Grossmanとの共演が多いドラマー吉田正広の尽力で吹きこまれたという本作は曲目を見ると何の 変哲も無いスタンダード集に思えるがそこはGrossman、他の軟弱なスタンダード集など吹き飛ばすようなパワフルなアルバムに仕上げている。変な小細 工などせず手垢にまみれた曲に真正面から取り組むGrossmanのプレイには潔ささえ感じるのである。とにかくサックスの音が逞しい。
アップの曲では1 や4が伸び伸びとして素晴らしい。6では途中から完全にColtrane状態で一心不乱に吹きまくり、7では逆にRollins風味。バラード2、8など は不器用な(?)歌心が甘さを排する。
HenkeはGrossmanとの共演以外では聴いたことがないがここでの演奏を聞く限りもっと注目されて良いピア ニストだろう。
80年代Grossmanの代表作に推したい一枚である。

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今日のBlues CD

今日はBo Diddleyの「Bo Diddley Is a Gunslinger」です。
この人はブルースマンというよりはロックンローラーというイメージの方が強いのでしょうか。とはいえブルースサイドから見ても重要人物と思われます。
このアルバムは1961年にChessからリリースされたものですが、何と言ってもジャケットがいかしています(アルバムタイトルにマウスカーソルを合わせてください)。
サウンドはノリの良い軽快なロックンロールが矢継ぎ早に繰り出され、実に小気味良いです。途中に”Somewhere”のようなムーディなナンバーもあります。
ソウルやブルースの要素ももちろん含まれており、様々な側面から楽しめるアルバムです。
アルバム全体で30分強というコンパクトさもまたいいですね。

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Jazz CDレビュー vol.23 Claudio Fasoli

Claudio Fasoli
Lido (Soul Note 1983)

Claudio Fasoli

Claudio Fasoli(ts,ss) Kenny Drew(p) N.-H Orsted Pedersen(b) Barry Altschul(ds)

  1. Snob
  2. Lyrical Touch
  3. Etna
  4. Lido
  5. Map
  6. Jazz Job

イタリアを代表するサックス奏者。メジャーシーンで語られることは殆どないが、通なファンに受けるタイプのプレーヤーだろう。
E・ピラヌンツィなど地元の ミュージシャンとの共演が多かったプレーヤーのようだがSoulNoteに吹き込んだ本作はリズムセクションが興味深い。ヨーロッパにすっかり根付いた K・ドリュー、そしてドリュー専属とも言えるペデルセン、ドラムにはフリー派のアルトシュルとちょっと気になる顔ぶれだ。
全体のサウンドは70年代の香り を色濃く残すまったりした演奏がメイン。ファソーリのサックスは強烈な個性こそないが朴訥とした語り口が印象に残る。強いてあげるならクリフォード・ ジョーダンあたりに近い音か。4、5で吹くソプラノはなかなかコクがあっていい感じ。音色はD・リーヴマン。本来はアルトも得意なプレーヤーのようだ。
ケ ニーらのバックアップも堅実でありアルトシュルも極めてノーマルなプレイで一安心。でもやっぱりマニア向け作品かな...

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今日のBlues CD:Albert Collins 「Frostbite」

今夜はAlbert Collinsの「Frostbite」です。
この人は私がブルースを聴こうと思い立って、最初に興味を持った人です。CDもまずこの人から買い集めました。
Collinsのギターは”凶悪”とか”狂暴”とか物騒な表現をされますが、この作品でも確かに鋭いです。でも前作「Ice Pickin’」の方が衝撃は強い気がします。 本作ではホーンセクションも入れているのでうまく中和されているのかもしれません。
あとよく言われるのが歌の下手さなのですが、確かに上手には思えません。しかしこの吐き捨てるようなシャウトスタイルは決して嫌いではないです。かっこいいと思いますけどね。
ちなみに私の持っている盤は紙ジャケの国内盤ですが、帯に84年作品とあるのは間違いかと思います。1980年のリリースですね。

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Jazz CDレビュー vol.22 Family Of Percussion

Family Of Percussion
・Here Comes The Family (NAGARA 1980)

Archie Shepp

Peter Giger、Trilok Gurtu、Doug Hammond、Tom Nicholas(per)、Archie Shepp(reeds) etc

  1. Here Comes The Family
  2. Street Song
  3. Euterpe’s Favorit
  4. Ardopetotri
  5. For Ti Roro

Family Of Percussionなるユニットがゲストにアーチー・シェップを迎えた変なアルバム。ちなみに同ユニットの顔ぶれはPeter Giger、Trilok Gurtu、Doug Hammond、Tom Nicholas。みなパーカッション奏者である。D・ハモンドはM-BASEの始祖ともいえる存在。
注目のシェップだが1、3でフルート、2、4はテ ナー、5でソプラノを吹く。とはいえ1などはシェップの存在よりも気ままに奏でられる鳴り物や何とも気の抜けたコーラス(シェップも参加)の方が面白い。 2は呪術的なパーカッションの饗宴をバックにウネウネと吹きまくるシェップがさすがだが、ややパワー不足の感も。3はシェップのフルートが幽玄さを醸し出 し何とも不思議な気分にさせてくれる。5ではお得意の朗読によるアジテーションを展開。
80年代初頭といえばシェップもマンネリ化していて評価の低い時期 だが、本作のような企画物ではなかなかいい仕事をしていると思う。

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今日のBlues CD:Muddy Waters 「The Muddy Waters Woodstock Album」

今日は大御所、Muddy Watersの1975年作品、「The Muddy Waters Woodstock Album」です。
タイトルだけ見るとライブアルバムかな、とも思いますがスタジオ録音です。
いわゆる企画物ですが、Muddyが数多くの名作を残したChessレーベルへの最終作品という意味でも重要かと思われます。
内容はロック的なサウンドを生かしたブルースが全編に聴かれます。コテコテした感じがあまりしないのはThe Bandの連中やPaul Butrerfieldといった白人ブルースマンなどの参加とも関係があるようです。
ハーモニカやアコーディオンといった楽器が演奏をカラフルなものにしており、聴きやすいです。
それほど有名な作品ではないようですが、私のようなブルース初心者にもとっつきやすい一枚だと思います。

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今日のBlues CD:Robert Cray 「Midnight Stroll」

今日のCDは何度目の登場でしょうか、Robert Crayの「Midnight Stroll」です。
1990年の作品で、1986年の「Strong Persuader」と並び、彼の代表作に数えられる一枚です。
本作で印象的なのは他のアルバムに比べ、Crayのボーカルがとても力強く感じることです。荒っぽいとさえ言えます。
サウンド的にはホーンやオルガンをフィーチャーし、レイドバックした雰囲気が漂っています。
今までの作品ではクリーンなイメージが強かったのですが、このアルバムは豪快で厚みのあるサウンドに仕上がっています。
ただしCrayのギターがやや埋もれがちなのが唯一の不満ですね。

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Jazz CDレビュー vol.21 Kahil El’Zabar

Kahil El’Zabar
・Golden Sea (SOUND ASPECTS 1989)

Kahil El’Zabar

Kahil El’Zabar(ds,per) David Murray(ts,bcl)

  1. Golden Sea
  2. Dreams
  3. Sunrise Serenade
  4. Sweet Meat
  5. All Blues
  6. Song For A New South Africa
  7. Warriors Choice

以前紹介したEthnic Heritage Ensambleのリーダー格、K.El’ZabarとDavid Murrayのデュオアルバム。
El’Zabarの各種ドラムとMurrayのバスクラ、テナーがゆったりと穏やかに時を刻む1は実にプリミィテイブな演 奏である。2では一転、躍動感溢れるEl’Zabarのアフリカンなドラムの上でMurrayが縦横無尽に吹きまくる。3はマリンバ(?)やら鈴やらを鳴 らしながらEl’Zabarが雄叫びをあげる。何かの儀式のよう。4はテナー+ドラムによる本作では最もジャズらしい演奏。5はあのMilesの名曲であ るが、何とも不思議なアレンジだ。アフリカンなAll Bluesである。Murrayの抑えたテナーが良い、と思ったら途中はやはりフリー(笑)。6、7もアフリカ色が濃いフリー寄りの演奏。しかし不思議と うるさい印象はない。
El’Zabarの嗜好にMurrayが付き合ったという感じの作品だろうか。ジャケットだけはECMっぽいのだが(笑)。

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今日のBlues CD:B.B King 「Riding with the King」

本日はB.B KingとEric Claptonの競演作、「Riding with the King」です。
さすがに大物同士によるメジャーレーベルからの作品ということで、プロダクションもいいですね。
ClaptonがBBに敬意を表してバックアップしているような感じですが二人でボーカルを分け合っている曲もあり、そこで個性の違いが出ています。やはりBBの貫録勝ちかな。
曲ではBig Maceoの”Warried Life Blues”が目を引きます。
共演者にはSteve GaddやNathan East、Joe Sampleといったフュージョンの腕利きが揃い、安定した演奏を繰り広げています。4などはロック~フュージョンタッチの演奏です。
企画物として楽しめます。

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自転車

自転車が好きなのですが、これまでブログには書いていませんでした。

主に通勤利用です。現在所有車は

・Bridgestone SLUGGER SX900
・KHS Comp ST 2002
・DAHON Jetstream 2005
・DAHON Speed P8 2005

あとベランダで放置されているのが
・GIOS CELE(フレームのみ)

以上です。マウンテンバイク2台に折り畳み2台です。
BS Sluggerについては5年前に書いた文書がこちらにあります。
KHS Comp STはいまや、幻のMTBでしょうか。まず見かけませんし、ネット上に記事もほとんどありません。
ちなみにカタログの写真はこんな感じです。
これから少しずつ、自転車関係の投稿もしていく予定です。

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