Miles Davis 「Seven Steps To Heaven」

今日はMiles Davisの命日ということで、棚から適当に選んだところこれが出てきました。

カルテットとクインテットによる演奏が6曲。
カルテットによる3曲はVictor FeldmanやFrank Butlerとの絡みが聴きもの。
クインテットはまだテナーがGeorge Colemanの時代だが、次世代のリズムセクションを得たことで、既に新しい風を感じられる演奏だ。

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John Coltrane ジョン・コルトレーン

そういえば7月17日はコルトレーンの命日であったが、すっかり忘れていた。

熱狂的なトレーン・ファンではないが、今日は休みで時間があったので久しぶりにCDを引っ張り出して聴いている。

Coltrane Plays The Blues
Ole

Impulse盤はちょっと重い気がしたのでAtlanticの2枚。いつ聴いても良い。
やっぱり後でImpulse盤も聴いてみよう。

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Jazz CDレビュー vol.33 Larsen-Feiten Band

Larsen-Feiten Band
Larsen-Feiten Band (Warner 1980)

Larsen-Feiton Band

Producer:Tomy Lipuma

  1. Who’ll Be The Fool Tonight
  2. Danger Zone
  3. Further Notice
  4. Over
  5. She’s Not In Love
  6. Morning Star
  7. Make It
  8. Aztec Legend

キーボーディストのニール・ラーセン、ギタリストのバジー・フェイトンが双頭リーダーとなったフュージョンの名グループ。それ以前から2人のコラボレーションは続いていたが正式なバンド名義としては本作がデビューアルバムとなる。
基本はボーカルをフィーチャーしたAORサウンドであるが、随所で聴かせるバジーのギターソロなどかなりかっこいい。個人的にはスピーディーなインスト3、やTOTO風味の4、ディスコタッチの7あたりが好み。タイトなリズムがビシッと決まるソリッドなアルバム。
ジョージ・ベンソンでお馴染み、トミー・リピューマのプロデュースワークもこのアルバムのエレガントな雰囲気作りに貢献している。

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Jazz CDレビュー vol.32 Lee Konitz

Lee Konitz
Stereo Konitz (RCA 1968)

Lee Konitz

Lee Konitz(as-3,5 bs-1,2,4,6,7,8 fl-6) Enrico Rava(tp) Franco D’Andrea(p) Giovanni Tommaso(b) Gege Munari(ds)

  1. A Minor Blues
  2. Five,Four And Three
  3. Komonia
  4. Midnight Mood
  5. Terre Lantane
  6. Take Seven
  7. Giovani D’Oggi
  8. Tune Down

昔からコニッツは苦手なジャズメンの一人である。彼の代表作「サブコンシャス・リー」とか聴いてもさっぱり面白くないし、「モーション」などは凄いということはわかるのだが私のような凡庸の徒にはあまり楽しめない。他の彼のアルバムも同様。本盤はタワレコの処分セールで490円。それくらいでないと食指が伸びない。メンバーにE・Ravaがいたのも気になった。
内容の方はやや思索的だがメンバーの割にヨーロッパ的要素は薄く、どちらかといえばBNの新主流派的雰囲気を感じる。注目のラバも意外にノーマルであり、綺麗な音を出している。ピアノのダンドレアはややアブストラクトなモンク風?。コニッツは数曲でアルトとバリトンを多重録音しているようだ(だからStereokonitzか?)。5はオーネット-チェリーのコンビネーションを髣髴とさせる。ちなみに全曲bのTommasoの作品。
コニッツのレコーディング歴においてどのような評価を受けているアルバムか知らないがバラエティに富んでいて個人的には一番楽しめた。

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Jazz CDレビュー vol.31 Keith Jarrett

Keith Jarrett
Vienna Concert (ECM 1991)

Keith Jarrett

Keith Jarrett(p)

  1. Vienna PartI
  2. Vienna PartII

いくつかのアルバムを除くと、Keithにはあまり興味がない。特に80年代以降のソロとなるとなおさらである。本作はワゴンセールで新品490円だった ので購入した次第。91年の作品で全2曲68分。
Keithは心の赴くままにメロディを綴っていく。フリーっぽくアグレッシブな部分もあればハッするよう な美しさを湛えたパードもあり、また時にはクラッシック的だったりと基本的には70年代の名作群と変わっていないと思う。例の呻き声も相変わらず。個人的 にはPartIの37分過ぎあたりが好み。いかにもKeithらしい作品だと思うが、音のみで68分間集中するのは至難の技。
というわけでKeithの熱 心なファン向けのアルバムだろう。

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Jazz CDレビュー vol.30 Ron Jackson

Ron Jackson
A Guitar Thing (Muse 1992)

Ron Jackson

Ron Jackson(g) Benny Green(p) Lonnie Plaxico(b) Cecil Brooks III(ds)

  1. Lu’s Step
  2. Summer Waltz
  3. The Way You Look Tonight
  4. But Beautiful
  5. On The Edge
  6. Your Smile
  7. S.O.S.

なんともストレートなタイトルだ。日本では殆ど知名度のないギタリストRon JacksonがMuseに入れたアルバム。内容の方もストレートアヘッドな4ビート・ジャズを展開。傾向としてはやはりWesのフォロワーという感じで ある。バックを固めるピアノトリオもなかなか強力な面子が揃った。特にBenny Greenのバッキングにはキラリと光るものがある。
選曲は自身のオリジナルを中心にスタンダード(3、4)とWesのナンバー(7)をチョイス。オリジ ナルではアップテンポで快調に飛ばす5が傑出した出来だ。ボッサ調の6も悪くない。スタンダードでは3がまずまず。しかしスローナンバーではやや苦戦して いる様子だ。また彼のギターはやや押しが弱く、リーダーなのに存在感が希薄になっている箇所もある。やはりそういった辺りがその後まったく名前を聞かなく なってしまったこととも関係あるのだろうか。
そのまま消えてしまうには惜しいと思わせる才能の片鱗は窺えるアルバム。

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Jazz CDレビュー vol.29 Rodney Jones

Rodney Jones
When You Feel the Love (Timeless 1980)

Rodney Jones

Rodney Jones(g) Kenny Kirkland(p,elp) Marcus Miller(b) Buddy Williams(ds) Rick Cutler(per) Fred Lipsius(Woodwinds)

  1. The Gift
  2. When You Feel The Love
  3. Gaze
  4. The Joy Of You
  5. I’ll Always Be With You
  6. Just Because
  7. Another Bag
  8. Song For Jean

近年もブルーノートからリーダー作を出すなど活動中のギタリスト。本作は原盤はTimelessから出たアルバムを88年にImpulseが再発したも の。昨年オリジナルフォーマットで日本盤も出たはずだ。音は所謂典型的なフュージョンサウンド。K・カークランドやマーカスなどキラ星のような共演者も気 になるところだが録音があまり良くなくて全体的に力強さが感じられないのが惜しまれる。曲によってはボサノヴァっぽい雰囲気もありなかなか爽快な気分にさ せてくれる。ストレートなフュージョンである3やファンキーな6がお気に入りだ。7は4ビート。ジョーンズはどの曲でも澱みないギターを聴かせてくれる が、今ひとつ個性がないように思う。ケニーやマーカスも後年のような存在感は感じられず一共演者として堅実にプレイしているようだ。結果としてアルバム自 体もこじんまりとまとまったものになっている。しかしBGMやドライブミュージックにはうってつけだろう。個人的には好きなアルバムです。

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Jazz CDレビュー vol.28 Leroy Jones

Leroy Jones
Props for Pops (Columbia 1996)

Leroy Jones

Leroy Jones(tp,vo) Craig Klein(tb) Harry Connick, Jr., Glenn Patscha, Richard Rhypps, Thaddeus Richard(p) Reginald Veal, Kerry Lewis(b) Shannon Powell, Gerald French(ds)

  1. Props For Pops
  2. Struttin’ With Some Barbecue
  3. West End Blues
  4. Someday You’ll Be Sorry
  5. When It’s Sleepy Time Down South
  6. Jeepers Creepers
  7. You Must Not Be Hearin’ Straight
  8. The Preacher
  9. Ain’t Misbehavin’
  10. Baby Won’t You Please Come Home
  11. What A Wonderful World
  12. Beale Street Blues
  13. Louie’s Lamentation
  14. Armstrong Parade

ニューオリンズ・スタイル・ジャズに傾倒するトランペッター、リロイ・ジョーンズのアルバム。
本作はタイトルからもお判りのとおりルイ・アームストロング に捧げられたアルバムとなっている。自己のクインテットを基本とし数曲でハリー・コニック・Jrやレジナルド・ヴィールが客演。そのサウンドはまさしく現 代のニューオリンズ・ジャズ。ジョーンズはトランペットとフリューゲルホーン、そしてボーカルも聴かせてくれるなどサッチモを思い起こさずにはいられな い。その歌声はサッチモのようなダミ声ではないが、なかなか味のあるボーカルだ。トランペッターとしてもなかなかの実力者のようだ。有名な3や11には思 わずニヤリ。シルバーの8もノリノリ。
湿っぽいところなど微塵も無く、とにかく元気で楽しいアルバムである。編成はtp、tb、p、b、ds。

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Jazz CDレビュー vol.27 本田竹広

Takehiro Honda
Earthian Air (Fun House 1991)

Takehiro Honda

  1. Flyer’s Land
  2. Earthian Air
  3. Ra-Mu
  4. Dark And Mellow
  5. Sea Road
  6. Sun Shower
  7. Cool Eyes

Takehiro Honda(p) Yoshio Suzuki(b) Motohiko Hino(ds)

邦人ジャズメンにも好きな人が何人かいる。その中でピアニストならダントツで本田竹曠が良い。具体的な理由はないのだが、その存在感に惹かれてしまう。個 人的には72年の「This Is Honda」がベストだが90年代の本田も負けてはいない。
本作は名作「Back On My Fingers」と同じメンバーで録音された91年のアルバム。相変わらず力強い本田のピアノが全編に渡り楽しめる。全曲自身のオリジナルナンバーで固め ており、どれも聴き応え十分だ。1、3のような疾走ナンバーではそこに本田らしい重量感が加わる。タイトル曲2は14分にも及ぶ長尺だが、本作のハイライ トとも言うべきドラマティックな展開を見せる。オーソドックスでリラックスしたジャズナンバー5や明るくポップな6も上々だ。
鈴木、日野という日本を代表 するリズム隊も決して出すぎることなくサポート。J-JAZZシーンにおけるピアノトリオの傑作だ。

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Jazz CDレビュー vol.26 Philip Harper

Philip Harper
Soulful Sin(Muse 1993)

Philip Harper

Philip Harper(tp,flh) Javon Jackson(ts) Jamal Haynes(tb) Kevin Hays(p) Duane Berno(b) Nasheet Waits(ds) Terry Harper(vo-3,4)

  1. Soulful Sin
  2. The Old Country
  3. Mellow Afternoon
  4. Songbird
  5. Juicy Fruit
  6. Survival
  7. Weaver Of Dreams
  8. New Endings
  9. Blue Jay

Jazz Messengers出身のトランペッター、Philip Harperのアルバム。
JM卒業後は兄WinardとHarper Brothersを結成していたが、彼らのライブアルバムは好きでよく聴いていたものだ。本作では同世代の若手バッパーと共にJM譲りのハードバップを演 じている。
メンバーを見ると新主流派的になりそうな気がするが、それを通り越して50年代ハードバップまで遡っているのが面白い。 Philipの輝かしく、時にはまろやかな音色はブラウニーを髣髴とさせる。3、4では義理の姉Terryのボーカルをフィーチャー。個人的には不要と思 うが軽やかなTerryの歌声は悪くない。1や5のような溌剌とした曲の出来が良いように思うが、7のようなバラードナンバーでの表現力もなかなかのもの である。
K.Haysのピアノがフレッシュな感覚をもたらし、最近注目のN.Waitsのプレイも荒削りだが将来を嘱望させる。Philipも最近あまり 音沙汰がないようだが、トップトランペッターの一人として認識されるべき実力者だと思う。ハードバップファンにお薦めの作品だ。

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