Sonny Fortune

・With Sound Reason (Atlantic)

Sonny Fortune-With Sound Reason
Sonny Fortune(ss,as,fl) Larry Willis(key) Ray Gomez(g) Willie Weeks(b) Mark Egan(b-4,5) Steve Jordan(ds) Raphael Cruz(Per) Sammy Figueroa(conga,per-3,6) Manolo Bachena(per-2)
  1. Igbob's Shuffle
  2. Boy From Witbank
  3. Francisco
  4. Come In Out Of The Rain
  5. Geogiana
  6. Lonliness Returns
  7. Afortunado
Recorded 1979

MilesやMcCoyとの共演で名を上げたSonny FortuneがAtlanticに入れたフュージョンアルバムだ。アルバム全体にソフト&メロウな雰囲気が横溢し、まさしく70年代末期のサウンドであり、共演者も皆、フュージョン寄りのミュージシャンとなっている。楽曲は7曲中5曲がLarry Willisの作であり、彼が本作のキーマンと言えそうだ。1〜2はFortuneのメロウなソプラノがフューチャーされたAORタッチの演奏が展開される。フルートとサックスをオーバーダブしたMilton Nascmentoの3は幽玄さと悲しみがうまく表現されたバラードだ。4はStuffやCrusadersに通じるようなファンキーナンバー。ここではアルトで激しくブロウする。Gomezのハードなギターソロもなかなかのものだ。5はリズムセクションの熱演が印象的でやはりハードなナンバー。6もアルトで切々と歌い上げるバラードで、Fortuneの本領が発揮されている。ラストはパーカッションをフィーチャーしたラテン系の開放感に溢れた一曲。

ジャズとしてのストレートなサウンドを期待すると肩透かしを食らう一枚だ。1979年という時代のジャズ事情をそのままパッケージしたような内容で、MilesやMcCoyとの共演で聞かせた熱い演奏は見る(聴く?)影も無い。聴いていて楽しい作品であることは確かだが。(2007/6/7)


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