Fusion


 本編ジャズコーナーではなかなか紹介しにくいのがフュージョンのアルバムです。そこでこのコーナーでフュージョンの名盤を一気に紹介しながら歴史を辿ってみます。フュージョンの始まりは、明確に特定できないのですが60年代後半にちょっとしたブームになったジャズロック、そしてマイルス・デイビスの「IN A SILENT WAY」「BITCHE'S BREW」あたりではないかといわれています。これには正しい答えがありませんので、このコーナーではマイルスの「BITCHES BREW」をスタート地点に置いています。

 やはり1970年代後半か1980年代にかけてがフュージョンの全盛時代であったことがよくわかります。1980年代後半からは完全にジャズと切り離された個別のジャンルになったようです。かつてのフュージョンは、それまで4ビートをやっていた人が時流に乗り、スタイルチェンジしたものと考えられていましたが、1990年代に入るといきなりフュージョンからスタートするミュージシャンも増えているようです。そのあたりからもジャズとフュージョンを一括りにすることへの無理が感じられます。今やお互いの共通点はインスト主体ということくらいかも知れません。

 本コーナーについてですが、原則として1ミュージシャンにつき1枚の紹介としています。したがって90年代などはあまり知られていない若手のアルバムばかりになってしまいました。また70年代、80年代で取り上げているミュージシャンについては紹介したアルバム以外にも多くの名盤を出している人が多いので、気に入ったら探してみてください。アルバムの年代分けですが単純に紹介アルバムの発表年度で分けています。ですからそのミュージシャンの全盛時代と分類された年代が必ずしも一致しているとは限りません。ご了承ください。


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