LAメタルの中核を担った4人組。79年にヴィンス・ニール(Vo),ミック・マーズ(g),ニッキー・シックス(b)、トミー・リー(ds)の顔ぶれで結成された。オリジナルメンバーでは様々なトラブルを乗り越えながら5枚のアルバムを発表、特に5作目のアルバム「Dr.Feelgood」は全米1位に輝き、名実ともに大物の仲間入りを果たした。しかし92年、バンドに対する考え方の相違からヴィンスと他の3人が対立、結局ヴィンスは脱退。新ボーカリストに元スクリームのジョン・コラビを迎えアルバム「Motley Crue」を発表したがセールス的には今一つだった。ヴィンスの方もソロ活動に息詰まっており96年、再び利害の一致したヴィンスと3人が和解。オリジナルメンバーが復活した。順調に再スタートを切ったかに見えたが、昨年ドラマーのトミー・リーが脱退してしまい再び危機を迎えた。しかし2000年、新ドラマーにランディ・カストロを迎え「New Tatoo」をリリース。往年のスタイルを取り戻し健在振りを示した。
アルバムタイトルをクリックしてください。
まず80年代の作品から聴かねばなるまい。最高傑作はダントツで「Dr.Feelgood」。80年代の頂点に立つ名盤だ。ヘヴィで妖しげな世界を描く「Shout At The Devil」が続く。ドライブミュージックにぴったりなロックンロールアルバムが「Girls,Girls,Girls」。やはり外せない一枚。音は悪いがデビュー作も聴いておいて欲しい。個人的には駄作だと思っている「Theatre Of Pain」だが"Home Sweet Home"一曲の為に買うべし。ヴィンス抜きの「Motley Crue」は完全に違うバンドとして聴く方が良い。ただ悪いアルバムではない。「Generation Swine」は典型的な失敗作。お金に余裕のある人以外は無理に聴く必要なし。最新作「New Tatoo」は往年のファンも満足させる好盤としておすすめできる。