Giant

・Time To Burn (1992)

Producer:Terry Thomas
  1. Thunder And Lightning
  2. Chained
  3. Lay It On The Line
  4. Stay
  5. Lost In Paradise
  6. Smoulder
  7. Time To Burn
  8. I'll Be There
  9. Save Me Tonight
  10. Without You
  11. Now Until Forever
  12. Get Used To It
腕利きのギタリストとして、また有能なプロデューサーとしてロックに留まらずカントリーやフュージョンものまで手がける才人ダン・ハフ率いるハードロックグループのセカンド作。このアルバムを聴いてまず思うのは、シャープ、切れ味が鋭い、ということである。痛快なハードドライビングロックの1を聴けば納得だろう。2はいきなりドラマティックなミディアムナンバーだが、この曲がまた構成、展開とも完璧といえる出来で圧巻。グルーヴィーな3もバンドの高い演奏力により心地良いの一言だ。産業ロック風の4と8は爽快なサビメロが印象的な佳曲。バラード4はエモーショナル。6で聴かせるスライドギターはダンの音楽的な幅広さを表す。7ではヘヴィに疾走するが見事な整合感を示す。ちょっぴり切ない感じの10がまた素晴らしい。アコースティックギターが味わい深い11、ヘヴィな12と最後まで飽きさせない。T・トーマスによるサウンドプロダクションもタイトでソリッド。1のようなスピーディなナンバーがもっとあれば尚良かったと思うが、それを差し引いても実にハイクオリティなアメリカンハードファン必携の名盤である。89年のファーストも快作。ダンには是非Giantを復活させてほしいものである。

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